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なぜ、パソコン用TFTモニタに表示できないのか?

  ここでは、パソコン用TFTモニタで画像表示できないその理由について、いくつかご説明致します。  ここでは、パソコン用TFTモニタで画像表示できないその理由について、いくつかご説明致します。
     画素数と解像度が合わない

      CRTモニタの解像度は
     
最大解像度の範囲内であれば、任意の画素数に対応,表示できる。
     
拡大,縮小も可能です。

     しかし、TFTモニタの解像度は、
  
   ▼ 画素数は液晶パネルによって物理的に固定、任意に変更できない。
  
   ▼ パソコン用モニタに限定されているため、規格外の表示モードは表示できない。
  
   ▼ 水平同期周波数11〜30KHzには対応していない。

     参考例

    



     その他、CRTモニタには見られない症状の発生

     
整数倍以外の拡大を行うと
   
  ▼ 線,文字の太さが均一にならない。
     
輪郭がぼける。

    



      
画面全体に縦縞がでる。

     ドット・クロックを調整しないと縦縞が改善できない
     
 




    
 画面全体がちらつく、にじむ。

    
ドット・フェーズを調整しないとちらつき・にじみが改善できない

    



 具体的事例
 
    ある装置の映像信号,同期信号をオシロスコープで測定すると、下図の測定波形が得られます。
    測定波形を、下表の推奨解像度(同期周波数の項)と照合すると、一致する表示モードが無く、
    このTFTモニタでは映像信号の同期が取れず、画像を表示できません。
    また、映像信号(4.6Vp-p)はTFTモニタの定格値( 0.7Vp-p)を超えていますので、そのまま接続すると
    映像入力回路が壊れてしまいます。
    X7000互換モニタは、
    ● 水平,垂直同期周波数を任意に設定できる。
    ● 映像信号は、アナログ信号0.2〜1.0V,TTL信号3.5〜5.0Vに対応している。
    そのため、規格外の画像も忠実に表示します。

  
参考例
 

 

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